今回の大会の新たな取り組みとして、次の3点を計画しています。具体的な情報が決まり次第ご連絡いたしますので、関係がありそうな方は、今後の発表にご注意ください。
1) 「博論コンソーシアム Doctoral Consortium」を開催します。これは、ドクター論文を執筆している人を対象にして、その論文をよりよいものにするために学会がサポートするための場を提供するものです。当該の研究領域に造詣の深い経験豊かな研究者をメンターとして指定して、そのドクター論文執筆者への指導・アドバイスを行います。執筆者、メンターの双方に対して若干の資金援助を予定しています。なお、この「博論コンソーシアム」は、一般に公開するものではなく、クローズドな中で密な検討と指導が行われます。2007年度、2008年度に博士号を取得すべく論文を執筆している人は、新たな眼からのアドバイスも仰いでみるのはいかがでしょうか。(こちらもごらんください。)
2) 英語での口頭発表の場も作ります。、英語で口頭発表をし、それに対する質疑応答も英語であるセッションを作る予定です。日本に滞在されている海外からの研究者・学生、あるいは海外から帰国した方が気軽に発表できる場です。詳しくは、English Pageに掲載しますが、近くに日本語を第一言語とされない方がいらしたら、こういうセッションもあるということをお伝えください。
3) 「認知科学」誌との連携を計画しています。良い大会論文に関しては、「認知科学」誌への推薦を行いたいと考えています。すぐれた大会論文を投稿するのが、学会誌への近道となるようにしたいと考えています。(現在、「認知科学」編集委員会と打ち合わせ中です。)
以上の3点について詳細が決まり次第またご連絡いたします。