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共同行為

  • OS12-4
    榎本美香 (東京工科大学)
    伝康晴 (千葉大学)
    本研究では野沢温泉村でのフィールドワークの成果を報告する。祭りの支度を共に行うことで、共同体〈心体知〉が経年的に習得されることを示す。心は成員たちの価値観や見識というエートス、体は力や身体配分などの共同活動技法、知は祭具の名称や用法などの共有知識を指す。祭りの準備活動3年間分の相互行為データと当事者の内省的叙述を分析する。参与者たちの動きは経年的に状況に応じた相互連携性を帯び、共同活動への参与技法が〈身体知〉であることを示す。
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