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図的推論
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P1-22図的推論における外的表現として、仮想現実物と現実物を同時に使用する拡張現実ARに着目した。条件文の推論課題と共に、前提文に対応するように物を配置する実験を行った。「もしPなら、Q。かつR。」からの「P」や「Q」の導出は必ず正しいとは言えないが、PとQが仮想現実物として与えられた拡張現実の環境における正答率は、全てが現実物として与えられた場合よりも高かった。拡張現実物の存在の仕方と条件文の連言解釈回避の点から、ARの認知効果の説明を行う。