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模倣

  • P1-3
    松田剛 (京都府立医科大学)
    山脇正永 (京都府立医科大学)
    本研究では嚥下運動に関するAutomatic imitation(AI)の存在を筋電および嚥下音を測定することで検討した。もし嚥下運動に関するAIが存在すれば、他者の嚥下運動を観察したときに自身の嚥下運動が促進されるはずである。健常な成人16名(平均23.1歳)を対象とした実験の結果、嚥下運動の映像による嚥下の促進効果は見られなかったが、嚥下音を聞いたときに自身の嚥下開始が早くなり、嚥下音が大きくなる効果が見られた。
  • P1-7
    井藤寛志 (愛知大学文学部)
    本研究の目的はジャンケンのような戦略的な文脈において対戦相手の身振りに対する無意識的な模倣が生じるか否かを検討することであった。実験参加者の課題は,2名でジャンケンを行いできるだけ多く勝利することであった。課題中,実験参加者の一方のみが目隠しをする条件(目隠し無)と両方が目隠しをする条件が設けられた。本実験の結果は,目隠し無条件の実験参加者が相手の身振りを無意識的に模倣したために引分の頻度が高くなるという解釈を支持しなかった。