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言語統計解析

  • P1-20
    白水優太朗 (東京工業大学社会理工学研究科)
    寺井あすか (公立はこだて未来大学システム情報科学部)
    王婉瑩 (清華大学人文学院)
    中川正宣 (大妻女子大学人間生活文化研究所)
    「主語(S)が目的語(O)を動詞(V)」という形式の文章を対象とし、文章の適切性がどのように判断されているかについて検討した。本研究ではコーパスに基づく3種類の計算モデル(ネットワークモデル2種・ベイズモデル)を構築し、シミュレーション結果と心理実験結果の比較を行った。その結果、ベイズモデルがより人間の行う文生成を表現しており、主語・目的語・動詞の共起頻度に基づき文章の適切性が判断されている可能性が示唆された。