研究分野別一覧

ロボティクス

  • OS04-5
    公募発表
    渥美裕貴 (名古屋大学情報学研究科)
    横矢真悠 (パナソニック株式会社)
    山田和範 (パナソニック株式会社)
    岡田直人 (名古屋大学情報学研究科)
    汪雪婷 (名古屋大学 情報学研究科)
    森田純哉 (静岡大学情報学部)
    上出寛子 (名古屋大学未来社会創造機構)
    榎堀優 (名古屋大学情報学研究科)
    間瀬健二 (名古屋大学情報学研究科)
    当研究では、認知機能と身体機能、とりわけ歩行に関わる課題を同時に課す心身マルチタスクトレーニングが高齢者の認知機能に与える影響を検証した。歩行支援ロボットを用いた歩行と信号検出課題を用いた心身マルチタスク介入実験を行い、介入課題である信号検出課題と類似した認知能力課題 (TOVA課題) について、対照群であるST群に比してMT群で向上効果が高いことを検証し、心身マルチタスクが認知能力の向上に有効である可能性を示した。
  • OS12-7
    公募発表
    日永田智絵 (電気通信大学)
    長井隆行 (電気通信大学)
    一般にサービスを提供する場合には,顧客に対する「おもてなしの心」が重要であると言われる.「おもてなしの心」は他者モデルに大きく関わっているため,サービスロボットにも他者モデルが求められると考えるのが,最も単純で直観的であるが,そもそも他者モデル自体が十分に解明されておらず,それをどのように実現できるかが分からない. 本稿では,筆者らの他者モデルに関連する研究を概観しつつ,サービスロボットと他者モデルの関係を整理したい.
  • sP1-84
    河原美彩子 (東京女子大学)
    澤田佳子 (東京女子大学)
    田中章浩 (東京女子大学)
    本研究では、ロボットから多感覚的に表出された感情を人間がどのように認知するのか、また、それによって人間の利他行動は生起するのか検討した。その結果、目の色のような人間には表現できない人工的手がかりより、ジェスチャーのような人間も使う自然的手がかりを重視してロボットの感情を判断することがわかった。またロボットに対する利他行動の生起には、ロボットがどのような感情を示したかではなく、人間がそれをどのように感じたかが関係する可能性が示された。
  • sP2-9
    Tanyaporn Pungrasmi (パナソニック株式会社プロダクト解析センター)
    島岡優策 (パナソニック株式会社プロダクト解析センター)
    岡本球夫 (パナソニック株式会社 プロダクト解析センター)
    渡邊竜司 (パナソニック株式会社プロダクト解析センター)
    In this paper, we introduce the concept of a human-inspired pain sensing system, imitating the sensing location of mechanical nociceptors in human skin (superficial somatic pain) and skeletal muscle (deep somatic pain) for personal care robot safety application. We expect that the system will not only measure the pain for personal care robot safety evaluation, but also show the difference between these two kinds of pain due to various contact conditions. In this study, we developed the arm prototype which imitates human nociceptor mechanism, and verified our pain sensing concept by conducting experiment with various contact situations.
  • sP2-41
    加藤由香利 (成城大学社会イノベーション研究科)
    新垣紀子 (成城大学社会イノベーション研究科)
    中村國則 (成城大学社会イノベーション研究科)
    西脇裕作 (豊橋技術科学大学情報・知能工学系)
    岡田美智男 (豊橋技術科学大学情報・知能工学系)
    本研究は、ロボットの外見が、ロボットとのインタラクションに及ぼす影響を明らかにすることを目的として行った。4種類の箱型ロボットの写真 (ロボットに目と口がある場合、目だけがある場合、口だけがある場合、顔のパーツがない場合)について、会話機能や会話したいと思うかの評価を行った。その結果、目と口があるロボットは、親しみやすく、会話ができそうなロボットだと評価された。この結果より、コミュニケーションロボットの、目と口の必要性が示唆された。