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文理解

  • sP1-53
    粟津俊二 (実践女子大学人間社会学部)
    言語の身体性に関する多くの研究では、行為文の理解時に知覚運動シミュレーションが活性化し、実行為が影響されることが示されている。 本研究では、記述された行為の速度が、知覚運動シミュレーションに影響するか調べた。日本語行為文の有意性をボタン押しで回答させ、 低速―高速行為文間で反応時間を比較した。その結果、低速文理解時の方が高速文理解時よりも、反応時間が速かった。この不一致をもたらす仕組みについて、考察した。