キーワード索引

第2言語会話

  • sP1-42
    馬田一郎 (株式会社KDDI総合研究所)
    伊集院幸輝 (同志社大学)
    加藤恒夫 (同志社大学)
    山本誠一 (同志社大学)
    次話者と現話者間の相互注視により会話の制御が行われているとの仮説の下に、現話者・次話者・残りの聞き手の注視行動を母語会話と第2言語会話において分析した。相関分析の結果、母語の自由対話と課題対話、および第2言語の課題対話においては、話者交代が起こる発話の前でのみ、現話者から次話者への注視と次話者から現話者への注視に相関がみられた。このことから、これらの会話においては、相互注視が発話順序の割り振りに重要な役割を果たしていることが示唆された。