キーワード索引
読解
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sP2-1本研究では,背景音の提示が学習成績に干渉を及ぼす程度が学習者のワーキングメモリ容量によって異なるのかを検討した。器楽音と歌詞の有無を操作した背景音が,読解課題(実験1),系列再生課題(実験2),見本照合課題(実験3)に及ぼす影響を検討したところ,読解課題において,ワーキングメモリ容量の小さい学習者は背景音の提示によって成績が低下するが,他の課題においてはワーキングメモリ容量と背景音提示の干渉の程度に関連がないことが示された。
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sP2-17パズルを適切に設計して,パズルを解く操作を測定・分析することで,プレイヤーの思考を推定する手法を提案する.パズルとは「人に考えさせるコンピューター・アプリケーション」である.例えば,ジグソー・テキストは,ランダムに並んだ文を,プレイヤーが適切と考える順序に並べ替えて完成させる,文章のジグソー・パズルである.時間的に近くで操作対象となるピース間には何かの関係があると考えられ,操作の時間的な共起分析が,パズル操作の分析に有効と考えられる.