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音声学
sP1
-63
モーラ子音の素性構造について
松井理直
(大阪保健医療大学)
近年の音韻論では、日本語の撥音・促音が逆行同化を起こすのは、要素が過小指定され、CC スロット構造により後続要素が自律分節的拡張が行われるためであると考えている。しかし、この説明では撥音が「鼻母音」に変異することを説明できない。また、「空の C スロット」という表示では特殊な促音の変異を誤って予測してしまう。本稿では、音節のコーダ位置という性質と撥音・促音に固有の情報を考えることで、撥音・促音の変異を正しく導出できることを述べる。
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8月30日(木)
8月31日(金)
9月1日(土)
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