日程 9月8日(金) 14:45 - 16:15

招待講演 (L3)

会場:講堂(メイン会場)・大講義室(サテライト会場)・493中講義室(休憩室兼サテライト会場)・オンライン
建築空間とその作法:「公立はこだて未来大学(2000年)」から「名古屋造形大学(2022年)」まで
企画者:
美馬義亮(公立はこだて未来大学)・美馬のゆり(公立はこだて未来大学)・伊藤精英(公立はこだて未来大学)
講演者:
山本理顕(建築家)
指定討論者:
美馬のゆり(公立はこだて未来大学)
司会:
美馬義亮(公立はこだて未来大学)
2000年という世紀の変わり目に誕生した「公立はこだて未来大学」は、情報系の大学である。そして2022年に竣工した「名古屋造形大学」は美術大学である。共に巨大な一室空間の大学である。先生と学生たちが混ざり合って研究することのできるような空間である。25年前、私たち設計チームは、未来大学の若い先生たちと毎週のように話し合った。その「混ざり合う空間」をどう秩序づけたらいいのか手探りだったからである。そして22年経って、同じ経験をした。分かったことは、空間の秩序とその空間での作法とが密接な関係を持っているということだった。