9月9日(土) 10:30 - 11:30
フェロー講演 (L4)
会場:講堂(メイン会場)・大講義室(サテライト会場)・493中講義室(休憩室兼サテライト会場)・オンライン
人間の言語習得を可能にするヒト固有の能力―記号接地とアブダクション推論
今井むつみ(慶應義塾大学)
川合伸幸(名古屋大学)
ChatGPTに代表される対話型AIが社会を席捲しており、これによって、ヒトとAIの言語の習得のしかたや言語の本質が注目されている。本講演では、「記号接地」と「アブダクション推論」をキーワードに、人間の子どもがどのようにして短期間に巨大な記号の体系である言語を身体の一部のように操作できるようになるのか、その過程はAIの言語学習の過程とどう異なるのかについて考察する。
ロボカップサッカーと認知ロボティクス -人を知るためのロボティクス-
岡田浩之(玉川大学)
川合伸幸(名古屋大学)
ロボットを通して認知や行動のメカニズムを理解しようという認知ロボティクスは、知覚、意思決定、学習、記憶、問題解決などの人間の認知プロセスとロボット・AIを繋ぐものと考えてきました。
ロボカップサッカーは、ロボットが人間のように思考し、行動する様子を観察するための一つの実験場として考えています。このような試みは、人間の認知や行動の理解を深めるだけでなく、人間とロボットとの共存の未来を形作る鍵となるでしょう。
ロボカップサッカーは、ロボットが人間のように思考し、行動する様子を観察するための一つの実験場として考えています。このような試みは、人間の認知や行動の理解を深めるだけでなく、人間とロボットとの共存の未来を形作る鍵となるでしょう。