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因果推論

  • P3-025A
    市野 弘人 (東京電機大学)
    林 涼太 (東京電機大学)
    大用 庫智 (関西学院大学)
    高橋 達二 (東京電機大学)
    樋口 滉規 (長岡技術科学大学)
    人間は観察による因果帰納において,相関ではなく非独立性を検出しているということが因果帰納モデルを用いた実験のメタ分析と,刺激を確率的に生成するシミュレーションによって示唆されている.本研究ではこの仮説を検証するために従来の因果帰納実験の枠組みを拡張し実験を実施した.結果は人間の因果帰納が独立よりも相関の検出に近いことを示しており,仮説は支持されなかった.また,人間は観察した情報をマージし単純化して因果推論に利用していることが示唆された.