日程 10月13日(日) 10:40 - 12:40

オーガナイズドセッション (OS-2-3)

会場:教育学部357・8
異文化接触状況における食と文化:固有性・共通性・翻訳可能性・翻訳不可能性を考える
オーガナイザー:
伊藤 篤(中央大学)
平松 裕子(中央大学)
福留奈美(東京聖栄大学)
高橋善幸(料理マスターズクラブ)
  • OS-2-3-1
    基調講演
    伊藤 篤 (中央大学)
    本稿では、オーガナイズドセッション「異文化接触状況における食と文化:固有性・共通性・翻訳可能性・翻訳不可能性を考える」の概要を説明する。
  • OS-2-3-2
    基調講演
    日光の世界遺産地域に至る約1kmの道に展開される店頭のメッセージの中に,日光における観光の伝統と変遷の一端が垣間見られる.2017年から2024年に至る調査結果をもとに,門前町日光に展開する言語景観に焦点を当てて,食文化を中心に継承される要素及び変化に関して考察を進める.
  • OS-2-3-3
    基調講演
    高橋 善幸 (料理マスターズ倶楽部)
    伊藤 篤 (中央大学)
    東日本大震災の後の福島における風評被害は、まだ収束したとは言えない。とくに、原発の汚染水の海洋放出は、収まりかけた風評被害を再度拡大する可能性がある。本稿では、風評被害の状況を示すとともに、それに対して、料理人や生産者がどのように対応しているのかを示すとともに、その解決策を提案する。
  • OS-2-3-4
    招待講演
    原田 康也 (早稲田大学)
    森下 美和 (神戸学院大学)
    Before considering the translatability of food culture, it is necessary to consider what socio-cultural variables make communication possible. It also goes without saying that control of appellations may also be considered, as the various names for food can be misleading.
  • OS-2-3-5
    福留 奈美 (東京聖栄大学)
    訪日客にとって料理の注文は難しく、訪日客を増やしたい飲食店の中には、メニューの多言語翻訳サービスの導入やSNSでの情報発信を促す工夫等、様々な取り組みを行っている店もある。しかし、飲食店の現場での対応は店舗毎の事情によって異なる。 本発表では、訪日客へのメニュー提示の対応策を想定し、その現況と課題について論じる。また、最低限の情報ではなく、異文化接触の機会を満足度の高い体験につなげるような情報提供のあり方について考える。
  • OS-2-3-6
    公募発表
    Rochaporn Chansawang (Sukhothai Thammathirat Open University)
    伊藤 篤 (中央大学)
    Food is essential for humans. People used to forging plants in the forest close to their houses. Wild mushrooms can be classified as non-timber forest products, representing a significant economic resource for many nations. Wild mushrooms have been consumed throughout human history. Foraging for wild mushrooms is a practice enjoyed in many countries worldwide. It is often rooted in tradition and culture, allowing people to connect with nature, enjoy unique flavors, and participate in community and family activities. Whether for personal consumption or culinary excellence, wild mushrooms hold a special place in the diets and cultures of these regions.