日本認知科学会 第29回大会のお知らせ
日本認知科学会第29回大会を2012年12月13日から 15日の会期で、東北大学がお引き受けすることになりました。昨年の震災からの 復興途中で、しかも東北で初めての認知科学会を開催することになり、スタッフ 一同、様々な意味で、深い思いを感じております。本年4月には東北大学に災害 科学国際研究所が設立されました。種々の分野の英知を結集して巨大災害への新たな 備えのパラダイムを作り上げることを目標にしています。認知科学の貢献に対する 期待も大きなものがあります。進歩していたようにみえて実は脆弱な社会基盤の上に立たされて いる私達ですが、このようなときこそ科学や学問の基礎と多様性をあらためて重視しなければならないと考えました。その方向性の実現するために、多くの 他大学の先生方にも実行委員やプログラム委員として加わっていただきました。 お忙しい中のご支援には深く感謝しております。お力添えにより、会長講演、 フェロー講演、特別講演、2つのシンポジウムと複数のワークショップなど、 多彩なプログラムを編成することができました。初冬の仙台はやはり寒いかも しれませんが、会員の皆様に、研究成果ご発表や情報交換のホットな場と、 東北らしい温かさを提供できるよう大会運営に努めますので、どうか多数の ご発表と参会をお願いいたします。
行場次朗
Important dates
- 論文発表申請締切:
2012年6月15日(金)2012年6月25日(月)
締め切りました - ワークショップ提案申請締切:
2012年6月22日(金)2012年6月25日(月)
締め切りました - 論文の査読結果通知:
2012年8月24日(金)(予定)通知いたしました - ワークショップ採択通知:
2012年8月24日(金)(予定)通知いたしました - 最終論文(カメラレディ)提出締切:
2012年9月21日(金)(予定)締め切りました
お知らせ
プログラム変更のお知らせ発表キャンセル
- P1-23 熱力学的エントロピーの視覚表現と言語表現による感性量との相関性
佐藤智明(神奈川工科大学工学部機械工学科),菅沼睦(早稲田大学国際情報通信研究センター)
- P2-18 比喩理解と解釈,作動記憶の関係
平知宏(大阪市立大学・大学教育研究センター),楠見孝(京都大学大学院・教育学研究科),内海彰(電気通信大学・大学院情報理工学研究科)
13日 ポスター2 ⇒ 14日 ポスター3 - P4-11 手がかり連想法を用いた創造性テストに関する質的採点基準作成の試み
林美都子(北海道教育大学函館校教育学部)
15日 ポスター4 ⇒ 14日 ポスター3
CD-ROM版のProceedings をアップロードしました
第29回大会発表論文集(ダウンロード可)
第29回大会に関するお知らせ(大会プログラム,発表者への案内含む)(ダウンロード可)
*一部改訂がありましたのでご注意ください。
第2号通信(ダウンロード可)
第1号通信(ダウンロード可)
更新情報
- 2012-12-12
-
大会発表プログラム変更のお知らせを追加
- 2012-12-07
-
Proceedingsページ発表論文集のダウンロードに著者索引などの拡張機能を追加
- 2012-12-05
-
Proceedingsページに第29回大会発表論文集(ダウンロード可)を追加
- 2012-11-03
-
第29回大会に関する最新のお知らせ(大会プログラム、発表者の案内含む)を追加
- 2012-10-18
-
“震災復興支援プログラム・防災学習プログラム(JTB企画)への参加お誘い”を追加
- 2012-10-17
-
“賛助団体御芳名”を追加
- 2012-10-07
-
Important dates に”通知終了報告および締切終了報告”を追加
- 2012-09-20
-
TOPページのお知らせに2号通信をUP
- 2012-06-26
-
論文発表申請およびワークショップ提案申請を締め切りました。
- 2012-06-12
-
プログラムのページにて講演およびシンポジウムの内容を一部公開論文発表申請締切およびワークショップ提案申請締切の延長をお知らせ
- 2012-05-18
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TOPページのお知らせに1号通信をUP
- 2012-05-10
-
参加申込ページ、発表申込ページを開設
参加申込、発表申込受付開始 - 2012-04-04
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日本認知科学会第29回大会のHPを開設
会場
仙台市青葉区青葉山無番地
仙台国際センター
震災復興支援プログラム・ 防災学習プログラム(JTB企画)への参加お誘い
認知科学会第29大会にご参加の皆さまへ
今回の大会は年末の開催ということもあり、日曜日の会場確保ができず、学会は 土曜日までですが、せっかく仙台までお越しいただくので、日曜日 は、震災復興 支援プログラム・防災学習プログラム(JTB企画)への参加なさいませんか?
参考パンフレットに記載されている通り、2011年3月11日の震災・津波による 被害が甚大であった南三陸町にバスツアーを行い、防災学習・復興支援を行うと いうプログラムです。このプログラムは平成23年度地域づくり総務大臣大賞を 受賞しています。今回の大会では防災科学に関する特別講演もあることから、 それを聴講いただいたあとに、被災した町を実際に体験していただき、また 残された地域の力で力強く立ち上がろうとしている姿も見ていただきたいと 存じます。この災害を風化させることなく、次の世代に語り継いでいこうと始めた 「震災語り部」の方の講話も聴講することができます。
12月16日(日)というと、かなり寒いかもしれませんが、被災当時の3月上旬の 寒さとよく似ており、より実際の状況に近い体感をできると思います。 もちろん辛い思いだけではなく、現在は完全に復興したホテルで、三陸の初冬の 海の風景と味覚(昼食)を楽しんでいただけるプランになっています。三陸の 被災地は、東北に住んでいる私達でも結構、交通アクセスが難しいところなので、 この機会にぜひ、震災復興支援プログラム・防災学習プログラム(JTB企画)に ご参加ください。詳しい情報や お申し込みは こちらまで。