日本認知科学会第24回大会のご案内(第1号通信)
ご注意:最新情報は、第2号通信をご覧ください。
日程:2007年9月3日(月)〜5日(水)
学会 Webページ:
• 大会委員長 村本孜(成城大学・社会イノベーション学部学部長)
• 大会副委員長 野島久雄(成城大学)
• プログラム委員長 小橋康章(株式会社大化社)
• 実行委員長 新垣紀子(成城大学)
1. 大会の特徴
認知科学会の大会が開催されるようになってからほぼ四半世紀。認知科学発足の年といわれる1956年からは50年が過ぎようとしています。これを機会に、認知科学のこれまでを振り返り、これからを考えてみる場を作ることとしました。
今回の認知科学大会では通常の認知科学会の研究発表と同時に、『来るべき認知科学の姿:戸田正直の夢から』と題して、認知科学会が創立された頃のことを思い返し、その頃からみたときに、現在、そしてこれからはどのように見えるのだろうかということを考えてみたいと思います。単に昔を懐かしむのが目的ではありません。これからの認知科学会のあり方を考えるために、創立当初の頃の志をもう一度振り返ってみようとするものです。
この趣旨の大会実行委員会企画を計画しております。詳細は、第2号通信以降でお知らせします。
しばらくぶりの東京での開催です。今回の担当は、成城大学の社会イノベーション学部という新設の学部です。認知科学会においても新たなイノベーションを巻き起こすそのきっかけの大会となるようにしていきたいと考えています。
多くの皆様の活発なご参加をお待ちしております。
2. 大会発表申請方法
I. 申請カテゴリーと形態
昨年度に引き続き、本年度もこれまでのアブストラクトに加えて、予稿集原稿と同じ形のフルペーパーも受け付けます。十分な情報を含むフルペーパーを投稿していただくことによって、査読の質も向上することが期待できます。これまで通りのアブストラクトによる申請も受け付けますが、できる限りフルペーパーで投稿していただくようお願いいたします。
a) 口頭発表・ポスター発表
発表を希望する方は、以下のいずれかを提出してください。
・2000字程度のアブストラクト
・大会論文集仕上がり6ページ以内で偶数ページ(2ページ、4ページ、6ページのいずれか)の完成原稿
同時に発表希望形態として「口頭」または「ポスター」のいずれかを申請してください。アブストラクトの2000字の中には図や表、文献リストは含めなくて結構です。
b) ワークショップ
今年も例年通りワークショップの提案を募集します。タイトル、狙い、発表者の構成などの企画案を提案してください。形式は自由ですが、わかりやすいものをお送りください。すべてのワークショップ案を受け付けられるとは限りません。採否の決定はプログラム委員会におまかせください。
II. 締め切りなど重要な日程
発表申請は、いずれも、2007年2月20日までに、web上の所定の場所で行ってください。提出先と提出方法の詳細は、2007年1月以降に会員用メーリングリストで告知するほか、準備ができ次第学会ページ内の大会ページに掲載します。
発表申し込み締め切り: 2007年3月 3日(土) (変更しました)
ワークショップの申し込み締め切り: 2007年3月16日(金)
査読結果の連絡: 2007年4月30日(土)前後
発表論文集掲載用原稿提出期限: 2007年5月31日(木)
上記期日消印有効で下記まで郵送してください。
〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20
成城大学社会イノベーション学部内
第24回日本認知科学会大会事務局 宛
3. 査読
申請された論文は、いずれのカテゴリに提出されたものも最低2名の査読者をつけ、内容についてのコメントを付して審査結果を連絡します。発表全体のバランスを考えて、希望以外のカテゴリ(口頭・ポスター)での発表をお願いすることがあることをご了承ください。
4. 大会発表論文集原稿
アブストラクトで申し込まれた方は、採択された場合には仕上がり2ページの完成原稿を書いていただきます。また、申請が完成原稿でなされた場合、査読結果によっては若干のページの短縮をお願いすることがありえますので、その点はご了承ください。
5. 査読者の公募
本大会の投稿原稿の査読を引き受けてくださる会員を広く公募いたします。2007年1月末日までに、ご氏名、査読連絡用メールアドレス、査読可能分野、査読可能本数、査読経験(対象と年数、査読経験のない方は研究略歴)をメールで、
jcss2007-review @ jcss.gr.jp までお送りください。 (@は全角で書かれています。ご注意ください。)
6. 発表論文の公開について
今回は、発表論文を事前(おおむね大会1週間前、そして大会後数週間)に、学会会員に限定した形で、Web で公開したいと考えています。そして、事前に著者に対する質問やコメントなどを書き込むことを可能にしたいと考えています。とりわけポスターセッションなどで質疑時間が不足することが多くありますが、この場をもってそれを補えるようにすることを試みます。(現在、検討を進めておりますが、実際にどういう形式になるかについてはまだ確定しておりません。)
最初の試みですので、いろいろと不十分な点もあるかとは思いますが、ぜひ皆様、積極的にご参加いただきたいと考えております。
なお、特許その他の関係上、会期前に公開するのは困るという方は、事前にお申し出いただければ公開しないことも可としたいと思います。
7. お問い合わせ先
大会関係のお問い合わせは
大会運営一般に関して
jcss2007-org @ jcss.gr.jp (@は全角で書かれています。ご注意ください。)
大会発表、査読、プログラム一般に関して
jcss2007-pc @ jcss.gr.jp (@は全角で書かれています。ご注意ください。)
までお願いいたします。
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