9月10日(木)
招待講演 定延利之 氏(神戸大学国際文化学部・教授) 14:00-15:20 会場:Ω11
コミュニケーションと言語における「体験」
「知識」と「体験」という、共有可能性に基づく区分をもとにコミュニケーションと言語を観察し、 これまで注目されていない「体験」が、伝統的な伝達的コミュニケーション観や道具的言語観の問題を 露呈させることを論じる。 「体験」を語ることは、独自の権利や義務と関係しており、 「知識」を伝達することには還元できず、別物である。 「体験」の文法は、「知識」の文法とは異なっており、我々の「生」と「会話」に基づいている。