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視線

  • P3-2
    都地裕樹 (明治大学大学院理工学研究科)
    嶋田総太郎 (明治大学理工学部)
    社交不安障害は他者からの批判的な評価に対して強い不安や恐怖を覚え,特徴的な生理反応を示す精神疾患である. 本研究では,健常者の社交不安傾向と他者視線の処理プロセスの関係について事象関連電位(ERP)を用いて検討したところ,正中前頭部でのERP:P200の潜時が高社交不安者は直視<よそ見<閉眼の順で,低社交不安者は直視・よそ見<閉眼の順で惹起した. これは社交不安傾向が他者視線に対する処理プロセスを早める影響があることを示唆している.
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