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false memory
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OS06-7本研究では、人間が実世界の事象に対して持つ、記憶に基づく誤った信念が推論に与える影響について検討を行った。直感的には誤った信念は推論に対して負の影響を与えるように思える。つまり、信念の誤りの大小によって推論パフォーマンスの個人差が予測できるように思われる。しかしながら本研究では、人間の誤った信念は系統的な性質を持つために、推論パフォーマンスの個人差には寄与しないことを、計算機シミュレーションならびに行動実験を通じて示した。