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個人差

  • OS05-5
    福田玄明 (東京大学大学院 総合文化研究科 助教)
    北田萌香 (東京大学)
    植田一博 (東京大学大学院 総合文化研究科 教授)
    創造性は認知科学における大きな問題の一つです。しかし、これまでの多くの先行研究は定性的な記述がされており、創造性の基礎となる認知プロセスについては、まだあまりわかっていません。 本研究では、定量的な評価のため、創造性と計算モデルを用いて推定された意思決定における行動特性との関係を調べました。結果は、情報探索傾向が創造性と相関することを示しています。この結果は、創造性が情報探探索傾向の認知プロセスと共通基盤をもつことを示唆しています。
  • P1-2
    西崎友規子 (京都工芸繊維大学大学戦略推進機構)
    永井聖剛 (立命館大学総合心理学部)
    本研究は安全なマルチタスク遂行支援を目指し,マルチタスク遂行能力の個人差の解明を目指した基盤的な検討を行った.二重課題実験の結果,ワーキングメモリ課題(LST)で測定する理論上のマルチタスク遂行能力の低い群は二次課題の負荷が小さければマルチタスクの影響を受けないが,遂行能力の高い群は小さな負荷でも負の影響を受けた.ワーキングメモリ課題で測定する個人差のみでは,マルチタスク遂行能力を必ずしも正確に推定することができないことを示唆している.