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社交不安障害
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P2-40社交不安障害者は感情が曖昧な表情を負の感情に分類する傾向があることが報告されている。本研究では他者視線画像を用いて幸せから嫌悪まで表情をパラメトリックに変化させた画像に対する感情が、社交不安傾向の程度により影響を受けるかを行動実験により調査した。その結果、社交不安傾向の高い人は低い人に比べて嫌悪の感情が含まれる視線をより敏感に検出した。これは視線からの表情判断では社交不安傾向の強い人ほどネガティブな表情を知覚しやすいことを示唆している。