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判断

  • OS02-3
    女川亮司 (東京大学総合文化研究科)
    進矢正宏 (東京大学総合文化研究科)
    太田啓示 (東京大学総合文化研究科)
    工藤和俊 (東京大学総合文化研究科)
    近年,運動場面におけるリスク志向選好が報告されている.本研究では,行動の成否が自身の運動で決まるか,自身以外の要因で決まるによってリスク感受性に差異が生じるか検討した.その結果,前者ではリスク志向的な行動が選好され,後者ではリスク中立的な行動が選好された.つまり,自身が運動するという文脈がリスク志向的な行動を引き起こす可能性が示唆された.これらの結果を踏まえて,運動場面でのリスク志向選好が持つ意義について,学習の観点から考察した.
  • OS08-2
    福岡未紗 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    三輪和久 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    前東晃礼 (名古屋大学大学院情報学研究科)
    グラフ理解はボトムアップとトップダウンの両処理によって行われる。グラフ理解におけるボトムアップ処理は,画像表象から主要な記号的情報を取り出す「抽出」の段階と,それらの情報と長期記憶内にある知識とを照合する「解釈」の段階に分けられる。さらに,現実場面では,グラフを理解した後に「判断」を下すことが求められる。本研究では,「印象」や「態度」に基づくトップダウン処理が、一連のボトムアップ処理の段階のどこに影響するのかという点について検討する。