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意思決定

  • O3-1
    上田竜平 (京都大学大学院文学研究科・日本学術振興会)
    柳澤邦昭 (京都大学こころの未来研究センター)
    蘆田宏 (京都大学大学院文学研究科)
    阿部修士 (京都大学こころの未来研究センター)
    本研究では、交際中の男性を対象としたfMRI実験を通して、浮気行動の能動的抑制を支える前頭葉の関与が、交際段階に応じて変動するという仮説を検討した。結果から、go/no-go課題における反応抑制時の右腹外側前頭前野の活動と、パートナー以外の異性との浮気関係に対する関心の抑制との関与が示された。一方でこの関係は、現在の交際関係が長い個人においてのみ示され、交際関係の初期にある個人では示されないという、仮説を支持する結果が得られた。