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集合知

  • OS02-4
    藤崎樹 (東京大学大学院総合文化研究科)
    本田秀仁 (東京大学大学院総合文化研究科)
    植田一博 (東京大学大学院総合文化研究科)
    近年、適応的なヒューリスティックが複数提案されている。これらは同時に一部の問題にはバイアスを生み出し、集団意思決定で用いられた場合、これが集合知の効果を弱めてしまう。この改善のため、本研究では集団内のストラテジーの多様性が集合知の効果を高めるという仮説をたてた。実験では、個人の推論データを基に、計算機上で多様性を操作しつつ集団意思決定を行った。結果、多様性が高い条件でバイアスの解消が多く起き、集合知の効果が高まることが明らかになった。