研究分野別一覧
哲学
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OS03-6公募発表行為主体の行為にとって不確実性は不可避の事実である.この不確実性は少なくとも二つの面での外部性によるものである.一方で,行為主体の意味が他者による理解と応答という二人称的な視点を経由することによって構築される.他方で,行動は全面的に予測可能ではない物質的環境の中で行われる.本稿では,行為主体がこれらの外部性を通じて「自分自身の行為に出会う」という経験を出発点とした認知科学の可能性を模索することを目的とする.
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OS11-6公募発表本研究では、いわゆるオタクの創作活動として広くみられる「二次創作」を題材に、異投射と虚投射としてそれらを解釈することで、プロジェクションについて考察する。二次創作の作者と読者の相互の交流は活発であり、双方向のプロセスを経ることで個人の異投射はより強化され、多くの人で共有される虚投射となる。これまで投射の共有や遷移についてあまり着目されてこなかったが、それらの視点から宗教や芸術活動などについても検討する。
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sP1-41BCCWJから動詞を抽出し,物理事象, 心理事象,社会事象…のような6属性を付与した.物理事象は少数派で,社会事象が多数派である事がわかった.Formal Concept Analysis で相互行為性が動詞体系の基礎になっている可能性が示唆された.語彙意味論が社会的意味を認定どう記述に取り込むために,幾つかの提案をする.
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sP1-67本論では、情報化社会における人間の発達を捉える枠組みとして、情報生態学的人格論を提案した。
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sP2-15本稿ではまず,ロボットが人間と共生するためには,ロボットは道徳的な行為主体であり,そのためには,ロボットが代替不可能性を持つ必要があり,それはとりもなおさずロボットが<個性>を持つことである,ということを論じる.このテーゼに基づき,ロボットと人間が身体的に同調するようなインタラクション(身体的調整運動タスク)により,ロボットが道徳的主体であると人間が判断することに影響があるかどうかを調べる実験を構築する.