宮﨑大輔
(京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー社会・環境科学専攻修士課程)
大林史明
(パナソニック株式会社エコソリューションズ社)
オフィスの室内環境を改善することで知的作業に対する集中が向上し,労働生産性が向上することが期待できる.室内環境として温熱環境,気流環境および照明環境の3つの環境に着目し,それぞれの環境において知的集中の向上が期待される環境を提案し,実際にどの程度知的集中が向上するのかを実験を行うことで定量的に評価した.その結果,3つ全ての室内環境において提案環境の方が標準環境に比べて知的集中が有意に高くなった.