キーワード索引
Augmented Reality
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P-10Continuous Flash Suppressionを用いた閾下学習が作業手順の記憶効率と記憶定着に及ぼす影響を検討した.具体的には,複雑な系列からなる作業を分割し,1つの手順ごとに閾下呈示することで,①次の正しい作業手順を促すことが可能か,②作業手順全体の記憶定着を促進可能か,を検証した.実験の結果,1つの手順ごとに閾下呈示することで,①次の正しい作業手順を促すことが可能なこと,②作業手続きを記憶できる量が増加することが分かった.
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P-105本研究では,身体の視覚的位置変更が身体のメンタルモデルにどのような影響を与えるかを検討した.複合現実感技術を用いて,腕の位置を変更した映像を作成し,その映像を提示しながら単純な動きを繰り返し行わせた.その前後で同じ課題を行わせた結果,課題中の身体の動きが変化した.これより,身体の視覚的位置を操作してトレーニングを行うことにより,身体のメンタルモデルにおける身体の位置関係が変化する可能性が示された.