キーワード索引

インタラクション

  • P-32
    横森 大輔 (九州大学)
    本研究は、教育活動において生徒がどのように聞き手行動を用いてその場の相互行為を構築しているかを明らかにすることを目的とし、楽器レッスンにおける生徒の「はい」と「うん」の使い分けを分析する。楽器レッスンの録画データから「はい」と「うん」の事例を収集して分析した結果、「はい」はどのような演奏が望ましいかを述べる発話に対して反応する際に用いられるのに対し、「うん」は、楽曲についての説明に対する反応として用いられていることが明らかになった。
  • P-120
    郷田 怜花 (静岡大学情報学部)
    森田 純哉 (静岡大学)
    大本 義正 (静岡大学情報学部)
    様々な社会的場面において,人同士のインタラクションでは行動の探り合いが発生する.本研究では,インタラクションの継続と終了に至るプロセスを検討する.そのために,インタラクション課題として多義的な目標構造を有する鬼ごっこ迷路ゲームを用いて,人同士の行動変化の分析を行った.その結果,役割によって行動パターンの変化が異なり,行動の収束がインタラクションの終了につながったことが示唆された.