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協同問題解決
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P-143目的を共有した複数人での問題解決は,しばしば創造的なブレイクスルーをもたらす.近年では人の代わりに人工的エージェントと協同することの有用性も示唆されている.しかし,人とエージェントが目的を共有し問題解決に取り組む上では,エージェントによる貢献が心理的負担を起こしうるという問題点が考えられる.そこで本稿では,目的を共有しない人-エージェントインタラクションにおいても問題解決の誘発が生じるかどうかについて実験による観察を行うことを検討する.