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精神病理学

  • P-135
    青木 慎一郎 (岩手県立大学 健康サポートセンター)
    小方 孝 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
    小野 淳平 (青森大学ソフトウェア情報学部)
    物語生成論による自閉スペクトラム症(ASD)の理解を試みた.物語の「分析」ではなく「構成」を対象とすることにより,これまでASD者には「できない」とされていたことを,ASD者は「こうしている」と説明することができる.精神病理学は「了解」という物語の多様性を拡張してきたが,物語生成の構成プロセス自体は一つであると仮定していた.その意味で,物語生成論は,精神病理学やナラティブ・アプローチへの問題提起となるだろう.