キーワード索引

説明

  • P-6
    下條 朝也 (名古屋大学情報学研究科)
    三輪 和久 (名古屋大学)
    寺井 仁 (近畿大学)
    人間は、ある出来事に直面したときその因果に関する説明を求める。説明は複数考えられることが多く、それらを比較することで最も良い説明を決定する。本研究では、説明を単独で評価したときの満足度と、別の説明と比較しながら評価したときの満足度を比較することで、比較によって説明の満足度がどのように変化するのかを検討する。
  • P-121
    小野 淳平 (青森大学ソフトウェア情報学部)
    伊藤 拓哉 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
    小方 孝 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
    物語は,出来事を表現する事象だけでなく,物語を構成する要素について,その要素の外観や見た目以外の性質・特徴に関する説明を挿入することも多い.説明は物語の理解を深めるためだけでなく,時には物語を装飾するために利用されることもある.本稿では,ジュネットが述べた物語言説論を下敷きとした,説明に関する修辞技法を実現するアプローチとして,説明生成機構の実装を報告し,説明生成に利用する知識及びその知識を用いた説明生成の試みを紹介する.
  • P-125
    小野 淳平 (青森大学ソフトウェア情報学部)
    福田 和維 (岩手県立大学総合政策学部)
    河合 珠空 (岩手県立大学)
    小方 孝 (岩手県立大学ソフトウェア情報学部)
    物語では,事象の叙述とは別に,物語の進行を停止し,物語における任意の事柄の特徴を記述する修辞が存在する.ジュネットが述べた物語言説論では,その修辞を休止法と呼んでおり,物語中の登場人物が蘊蓄を傾ける行為は,休止法の方法の一つと言える.本研究では,筆者らが開発した統合物語生成システムにおける物語言説機構において,物語の構成要素が蘊蓄を語る様を生成する機構を実装し,物語における蘊蓄や説明について考察する.