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選択オーバーロード現象

  • P-59
    顧 是凡 (北九州市立大学)
    松田 憲 (北九州市立大学)
    有賀 敦紀 (広島大学)
    近年の研究では,過剰な選択肢は却って消費者の負担になり、購買意欲を抑えてしまうという報告がなされた.これを「選択のオーバーロード現象」という.本研究は,価格帯の操作によって選択のオーバーロード現象が生起するかについての検討を行った.実験の結果,参加者を選択商品への関心度の高低に応じて分割したところ,低関心度群の高価格群では選択オーバーロード現象が生起した.一方,低関心度群の低価格群では逆に選択のアンダーロード現象が認められた.