9月8日(木) 16:20 - 18:30
大会企画シンポジウム (E1)
田中 彰吾(東海大学) 嶋田 総太郎(明治大学) 鈴木 貴之(東京大学) 川合 伸幸(名古屋大学) 長滝 祥司(中京大学) 鈴木 宏昭(青山学院大学)
横澤 一彦(筑波学院大学)
司会:高木 光太郎(青山学院大学)
心と身体,脳,社会:心の科学をめぐる哲学者との対話
認知科学は1970年に始まる第一世代の記号主義の時代を経て,21世紀前後に大きな変革を経験した.1つは生物学的シフトと言えるもので,身体,脳との関係で認知を捉え直すという動向である.もう1つは社会学的シフトであり,社会,環境,文化との関係の中で認知を捉え直すという動向である.本シンポジウムは,近年活発な活動を展開する心の哲学者とともに,心と身体,脳,社会の関係についての研究の現状を把握し,今後の研究の展望を描き出すことを目指す.