キーワード索引

ルール推定

  • P2-014A
    二宮 由樹 (名古屋大学)
    下條 朝也 (コニカミノルタ株式会社)
    寺井 仁 (近畿大学)
    松林 翔太 (名古屋大学)
    三輪 和久 (名古屋大学)
    自律エージェントの行動を理解するには,何が入力情報かと,対応する出力が何かを理解する必要がある.本稿は,入力情報の顕著性が,エージェントの行動ルールの推定に与える影響を検討した.結果,顕著性の高い情報と低い情報を入力情報とするエージェントの行動を言語的に推定すると,低い情報が使われにくかった.このことは,入力情報の顕著性によってルール推定の際の利用のされ方が異なることを示すとともに,行動ルールの推定における言語隠蔽効果を示す証拠である.