キーワード索引

身体知

  • P2-018
    児玉 謙太郎 (東京都立大学)
    安田 和弘 (東京保健医療専門職大学)
    牧野 遼作 (早稲田大学)
    本研究ではリハビリ場面における患者―セラピスト間の身体協調が運動支援に及ぼす影響を明らかにするため,上級・初級セラピストで歩行介助時の個々人の歩行安定性と,二者間の歩行時の身体協調性の違いを比較した.その結果,上級者ペアの方が歩行安定性も身体協調性も高かった.これらの結果は,セラピストのスキルとして身体協調スキルがあり,これによって対象者の安定した動作を引き出している可能性が示唆された.
  • P2-051
    及川 博渡 (岩手県立大学大学院ソフトウェア情報学研究科)
    千代原 維龍 (岩手県立大学ソフトウェア情報学科)
    小倉 加奈代 (岩手県立大学)
    身体知を形成するサイクルは,新しい着眼点を発見し,新旧着眼点相互の関係性を模索することで新たな身体知モデルを構築するプロセスの繰り返しであると言われている.本研究では,傘回しの「乱回し」という技の習得を目指し,その習得過程において前述のサイクルを確認できるどうかを練習時に記録する言語記録を中心に分析し,検証した. 分析の結果,2名ともにスランプ時に前述の身体知形成サイクルに対応する言語記録が確認された.