キーワード索引

パフォーマンス心理学

  • P1-012
    美馬 のゆり (公立はこだて未来大学)
    学習環境デザイン研究では,新たな教育理論と方法の開発が求められている.本研究では,拡張的学習論,パフォーマンス心理学,社会的に共有された調整学習などの理論を用い,学習者がエージェンシーを発揮する新たな教育アプローチを検討した.その過程でELSIの視点を組み込み,社会的公正教育からPBLを発展させた. ELSI志向PBLと名付けたこの方法で,学習者が現代社会の問題を理解し,対処するための知識とスキル,態度を養うことを目指す.
  • P3-033
    川村 拓 (公立はこだて未来大学大学院メディアデザイン領域)
    美馬 のゆり (公立はこだて未来大学)
    日本でのシティズンシップ教育の問題は,権力の問題, 個人主義的傾向をはらんでいることである. この問題を解決するために,市民的パフォーマンスと呼ばれる,コミュニティや個人など,いくつかの異なるレベルで見られる,民主的な態度,活動,即興について,社会的,文化的,政治的観点から分析する.これらのことを踏まえ,パフォーマンス心理学における学習によって再解釈された民主主義の学習が,民主的な主体の生成にどのような影響を与えるかを検討する.