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実物体

  • O3-003
    土居 裕和 (長岡技術科学大学)
    小俣 貴宣 (ソニーグループ株式会社)
    栗原 貴之 (ソニー株式会社)
    山岸 和子 (ソニーグループ株式会社)
    柏井 美貴子 (長岡技術科学大学)
    植田 一博 (東京大学)
    行為者は, 実物体に働きかけ, それを操作することができる. 本研究では, このような実物体の「行為可能性」の認知と自律神経活動との関連性を, フランカー課題と ECG計測を併用して検証した. その結果, 呈示刺激の「行為可能性」が高い条件でのみ, 刺激物体に対する反応と自律神経活動との間に関連性がみられた. この結果は, 実物体認知と, その表象(二次元画像等)の認知には, 異なる処理過程が関与する可能性を示唆している.