キーワード索引

意思決定

  • P2-015
    望月 泰博 (早稲田大学)
    マヤンク アガワル (理化学研究所)
    原澤 寛浩 (理化学研究所)
    陳 冲 (山口大学)
    福田 玄明 (一橋大学)
    近年の研究では,ヒトのリスク選択が効用最大化ではなく,適応度最大化に基づく例が報告されている.しかし,この現象は現在のところ特殊な課題下においてのみ確認されている.本研究では従来からリスク選択研究に用いられてきた繰り返し独立な選択を行う課題において,報酬の得やすさを調節した.その結果,実験参加者のリスク選好に適応度最大化から予測される動的変化が現れた.これはヒトの経済行動が適応度最大化の原理に基づくことを示唆している.