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潜在スコープバイアス

  • P1-053A
    塚村 祐希 (東京大学・日本学術振興会)
    植田 一博 (東京大学)
    本発表では,段階反応データに対し,連続的な反応分布を仮定したモデルを適用し,閾値に対称制約を置くことによってモデルを識別可能にする方法を説明する.さらに,この方法を用いた分析の例として,因果的説明における潜在スコープバイアスに関する先行研究のデータをモデリングした結果を報告する.本手法は,モデリングを想定せず取得された段階データをモデルベースで分析しやすくするものであり,二次分析の積極的な実施を促進すると考えられる.