キーワード索引

認知言語学

  • P1-058A
    Wenlian Huang (北陸先端科学技術大学院大学 橋本研究室)
    Takashi Hashimoto (北陸先端科学技術大学院大学)
    本研究は人間の身体的な体験が言語表現に反映されるという認知言語学の考え方を基盤として,日中多義語「上がる」「上(shàng)」について,イメージスキーマ・ネットワークの類似点・相違点を明らかにし,その比較から日中言語話者の認知の違いを探求することを試みる.本稿ではそれぞれの意味カテゴリを分析し,「上がる」は9種類,「上(shàng)」は8種類に分類した.そして,その分析を元にイメージスキーマ・ネットワークの一部を描いた.