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音声学

  • P1-004
    ギエム ゴック チャム (法政大学大学院)
    川﨑 貴子 (法政大学)
    田中 邦佳 (法政大学)
    本研究ではベトナム人日本語L2学習者が日本語の歯擦音を学習する際、母語の方言と習得レベルがどのように影響するかを調査するため、発話実験を行った.北部・南部方言話者の両方で日本語の歯擦音は区別されていた.しかし、南部方言の初級学習者の一部では、区別が獲得できていないケースも見られた.実験の結果、上級学習者は習得レベルが高まるにつれて、日本語の歯擦音を明確に区別することができるようになることが示された.