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STEAM

  • P-3-43A
    原野 瑞希 (東京大学大学院教育学研究科)
    中野 優子 (東京大学大学院教育学研究科)
    岡田 猛 (東京大学)
    髙木 紀久子 (東京大学大学院総合文化研究科)
    近年,社会問題に関するSTEAM教育が多く実践されているが,一方で実践の枠組みは十分明確になっていない.本研究ではこうした実践で重視される想像と問題の自分ごと化がアートの創造活動によって促進されると考え検討を行った.実践の結果,環境問題における多様な利害関係者の視点や自然に対する人間活動の複雑な影響への注目, 自己の身体や感情に焦点を当てて思考することの有効性の認識, 創造的自己効力感の向上と創造性不安の軽減が見られた.