このたびの東日本大震災において被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興をお祈りしております。第28回大会につきましては、発表申し込み等の期日を若干延長いたしましたが、予定通り9月23日~25日に東京大学にて実施すべく準備をすすめております。なお、被災された会員の方々には、発表の追加申し込みに個別に対応すること、参加費を免除することなどを申し合わせております。大会事務局あてにお問い合わせください。

2011年4月25日 
日本認知科学会第28回大会実行委員会 

日本認知科学会 第28回大会のお知らせ

2011年の日本認知科学会大会は、東京大学の本郷キャンパスで開催することになりました。東京大学は、日本を代表する大学の1つと目されており、本郷キャンパスは、その東京大学の本部が置かれている中心的なキャンパスです。にもかかわらず、意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本郷キャンパスには、学会を開催するのに適した施設が揃っていません。特に困るのはポスター会場です。少し規模の大きい学会の大会になると、ポスター・セッションに好適な施設が見つからず、四苦八苦することになります。

2003年に日本心理学会の大会を本郷キャンパスで行なった際には、地下の体育館がポスター会場になったのですが、これが通風の悪い施設で、真夏の開催ということもあり、発表する人も、それを聞く人も、みな汗だくになってしまって、大会本部には苦情が殺到しました。急遽、大量の団扇を買い込んで、それを入口で配布したりしたのですが、それぐらいでは焼け石に水で、そのときの不評は未だに語り草になっています。

日本認知科学会は、日本心理学会ほど規模の大きい学会ではありませんので、ポスター会場として、その体育館を使うことはせずに済みます。とはいうものの、実は、この原稿を書いている1月末の時点では、まだ会場が定まっていません。当初は、文学部の教室を使用する予定だったのですが、会期中に使用できるかどうかは、2月の中旬にならないと分からないという状況です。文学部の教室が使用できない場合は、教育学部と経済学部の教室を使用することになると思いますが、いずれにしても、確実に確保できるという保証がない上に、スペースが充分とは言い難く、綱渡りの運営になりそうです。

現時点で決まっているのは、懇親会の会場だけです。これは、「大会委員長」という肩書きの場所取り係が早めに確保しました。三四郎池を臨む「山上会館」の宴会場です。ホテル並みとはいきませんが、まずまず快適な懇親会が開けるのではないかと思います。皆様、是非、お越し下さい。

こういった次第で、まだまだ不確定要素が多いのですが、駒場キャンパスの方に所属する会員、あるいは、他大学に所属するプログラム委員とも力を合わせて、充実した大会になるよう努力を続けてまいりますので、皆様には、是非とも活発な研究発表と議論で大会を盛り上げていただきますようお願い申し上げます。

2011年2月24日 
日本認知科学会第28回大会 
大会委員長 高野陽太郎 

更新情報

2011.09.20
インターネット上からの参加申込みは,9月21日(水)をもって終了します。その後に参加を決められた方は,当日受付をご利用ください。
大会受付の場所は、こちらです。
2011.09.01
電子版Proceedingsを公開致しました。
2011.08.22
大会ポスター(JPEG版、PDF版)を掲載致しました。
2011.08.08
プログラムのページを公開致しました。
2011.05.25
博士コンソーシアムのページを公開致しました。
2011.03.25
ワークショップ企画案の申し込みは締め切りました。
2011.03.23
一般発表の申し込みは締め切りました。
2011.03.13
震災に伴い発表申し込み締め切り日を延長しました。
2011.02.24
「大会発表と論文提出」及び「お知らせ」ページを更新致しました。
第28回大会のご案内(第2号通信)を送付致しました。
2011.02.14
「参加申込み」及び「大会発表と論文提出」ページを公開致しました。
2011.01.31
第28回 日本認知科学会ホームページを公開致しました。

招待講演・シンポジウム情報

招待講演:9月25日(日) 13:30〜14:30 法文1号館25番教室
前田英樹(立教大学) 剣の身体知−新陰流の場合
シンポジウム1:9月23日(金) 15:10〜17:10 経済学研究科棟第1教室
人ロボット共生学: 人とロボットがともに学び合う世界へ
シンポジウム2:9月24日(土) 16:10〜18:10 法文2号館1番大教室
科学技術社会のリスクに対処するために認知科学ができること

日本認知科学会第28回大会は、中京大学の三宅芳雄様、伴峰生様が開発された大会運営支援システムの支援により運営されています。ここに深く感謝の意を表します。

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