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身体性認知

  • OS09-1
    横山拓 (青山学院大学社会情報学研究科)
    鈴木宏昭 (青山学院大学)
    本論文は洞察問題解決の熟達化におけるメタ学習のプロセスを明らかにする.被験者1名に複数の洞察問題を解かせる実験を行ったところ,被験者が多様な問題群に対する向き合い方,すなわち知覚と行為を協調させながら,外的環境との巧みな相互作用を通じて問題を解決しようとする態勢(disposition)を形成していくことが示された.この過程は学習や発見の起こし方それ自体が学習されるメタ学習の過程であり,定型的熟達化や特定の解決策の学習とは区別される.
  • P3-14
    粟津俊二 (実践女子大学 )
    鈴木明夫 (東洋大学)
    赤間啓之 (東京工業大学)
    22人の日本人大学生を対象に、英語文と日本語文とで、行為・文一致効果が見られるか実験した。英語文では、行為・文一致効果が見られ、日本語文でも一部確認された。また、行為・文一致効果による反応時間の促進量は、英語文理解時の方が大きかった。これは、外国語文理解時と母語文理解時とで運動シミュレーションが同様に活性化されること、またシミュレーションが活性化するのは英語文の意味処理過程中であり日本語への変換後ではないことを示唆する。
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