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研究法・統計

  • OS14-4
    北雄介 (京都大学学際融合教育研究推進センターデザイン学ユニット)
    筆者はこれまで、ものごとの全体的な在り方である「様相」について都市歩行を題材に研究してきた。被験者に指定した街路を歩いて、感じ取った様相を言葉を用いて記録してもらう「経路歩行実験」を用いている。本稿ではこの研究を起点に「ありのままの認知」の研究方法について考察する。「都市歩行という行為」「経路歩行実験という状況」「言語を用いた記録」というそれぞれの側面について筆者の研究について検討し、最後に都市歩行以外の対象への方法の適用可能性を探る。
  • P1-21
    黒田航 (杏林大学)
    阿部慶賀 (岐阜聖徳学園大学)
    横野光 (富士通研究所)
    田川拓海 (つくば大学)
    金丸敏幸 (京都大学高等教育研究所)
    小林雄一郎 (東洋大学)
    土屋智行 (九州大学)
    浅尾仁彦 (情報通信研究機構けいはんな研究センター)
    本発表は研究発表とは違う.その目的は,第一著者を代表者として科学研究費の助成を受けた研究「言語研究者の容認度評定力の認証システムの試作:容認度評定データベースを基礎にして」の周知と,研究プロジェクトへの協力の呼びかけである.特に評定課題の刺激となる日本語文集合の選定で,プロジェクト外のいる研究者 ---言語学者や心理学者--- からの希望を受け付けたいと思っている.
  • P2-1
    西田豊 (大阪大学大学院基礎工学研究科)
    概念学習におけるプロトタイプモデルと事例モデルは,混合モデルにおける混合要素数の違いとして統一的に表現できる.しかし,一般的に混合要素数は与えられないため推定が必要になる.DP-meansは混合要素数を推定するのに適したアルゴリズムであるが,事例がカテゴリに所属するかしないかの2値的な判断となってしまう.認知モデルとして考えたとき所属度はファジィさを持って表現されたほうが望ましい.そこで,ファジィ所属度を推定できるように拡張を行った.