研究分野別一覧

文化人類学

  • P1-28
    高梨克也 (京都大学大学院情報学研究科)
    本稿では野沢温泉村道祖神祭りの社殿建設のための協同作業を対象とした微視的ビデオ分析を行う.複数の事例を成員性と物質性という2つの観点から詳細に比較分析することを通じて,進行中の作業の中でどのメンバーがどの作業を担うべきかや,その作業の際にどのような道具や対象物の操作方法を選択すべきかといった,きわめて状況固有性の高い課題が参与者たちによってどのように解決されているかを例証する.
  • P1-62
    青山征彦 (成城大学 社会イノベーション学部)
    ハンドメイドなどの趣味を題材に、どのようにして趣味が継続されているかをインタヴュー調査によって検討した。その結果、母親が同じ趣味に参入したり、母親近い趣味を楽しんでいたりするなど、母親との関係が趣味の継続に影響しているのではないかと考えられた。趣味は、主体に内在するエージェンシーによって維持されているというよりも、主体を下支えする社会―技術的アレンジメントによって可能になっていると言える。
  • P2-26
    武富拓也 (明星大学)
    本稿は,複数の実践共同体(community of practice,以下CoP)の関係構築のあり方が開発されたアプリケーション(以下アプリ)の表現にどのように影響しているかについて,大学のPBL(Project based learning)授業を研究対象とし分析,考察を行った.複数のCoPの関係構築のあり方と関係の変化によって,アプリも変化したことを確認している.

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静岡大学情報学部