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P1
-54
符号化効率性によるネッカーキューブの立体知覚の計算論的説明
日髙 昇平
(北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術専攻 知識科学研究科)
高橋 康介
(立命館大学)
ネッカーキューブ(NC)に代表される曖昧図形の知覚は、知覚心理学の古典的な研究題材でありながら、しかし、その知覚の機序は多くが未解明のまま残されている。本研究はNCとそれに類する曖昧図形を対比することで、従来の視覚の計算論的モデルではこれらの知覚を説明困難であることを論ずる。これに対し、知覚を符号化とし、その効率性の高い符号として知覚像をとらえる日髙・高橋(2021)のモデルでNC等の立体知覚の性質を説明できることを示す。
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9月3日 (金)
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