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グレンジャー因果性

  • P2-55F
    板垣 寧々 (早稲田大学大学院人間科学研究科)
    谷貝 祐介 (早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員)
    古山 宣洋 (早稲田大学人間科学学術院)
    本研究では,ヴァイオリン合奏における奏者間のリード関係が,曲の難易度によって変容するのか,頭部・楽器・弓の部位別でリード関係が構築される特徴が異なるのかを,グレンジャー因果性分析を用いて検討した.その結果,課題曲の中で奏者が難しいと感じることが多い部分はリード関係が抽出される小節数が多くなることが明らかになった.また,頭部・楽器に比べて,弓はリード関係が抽出される小節数が多い可能性が示唆された.