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性格特性
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P1-34人の顔を観察する際,観察者の眼球運動と性格特性間に相関があることは既に知られている.一方,逆の関係である眼球運動による性格特性の推定に関する研究はほとんど行われていない.本研究では,眼球運動の推移過程をモデル化することにより,眼球運動による観察者の性格特性の推定を試みた.その結果,Big-Five性格特性における協調性,外交性,開放性,神経質性と勤勉性の全てを隠れ状態数や着目部位への転移確率によって有意に推定可能であることが示された.