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触覚

  • P1-52F
    大屋 里佳 (東京女子大学大学院人間科学研究科・日本学術振興会)
    田中 章浩 (東京女子大学現代教養学部)
    触覚による感情表出には個人間で共通する部分(共通性)と個人間で表現が異なる部分(個別性)の両方が存在するとの仮定のもと,共通性を満たすと感情が伝わりやすいのか検討した.触覚感情表出は複数のパラメータから構成されるが,本研究では動作に着目した.実験の結果,意図感情を最も知覚しやすい動作(典型動作)で接触して伝えると,意図感情の表出として最も適さない動作(非典型動作)を用いて伝えたときよりも感情が伝わりやすいことが示された.